5月14日、同志社大学にて講演の機会をいただきました。
学生さんたちが主導で進めていくプロジェクト科目、「美味しい食育プロジェクト!」のテーマに絡めて、そば屋の店主が実際に現場で感じていること、取り組もうとしていることなどをお話ししました。
現場に立っていて近年特に感じることなんですが、「お出汁薄い目で」って注文されるお客様がかなり増えているんです。
これは一過性の減塩ブームとかではなく、それだけ高血圧だったり脳卒中の健康リスクを抱えている人が増えてきているのではないか?
と考えるようになりました。
もちろんお出汁を薄めるのは簡単ですし、実際に今もご希望の方にはそのように提供していますが。
もっと美味しく、見た目もカラフルに、しかも何種類かでメニュー展開できないか・・・
そのようなお話をさせていただきました。
もちろん今の田毎の出汁の味に満足なさっているお客様が大多数ですので、そちらに目を向けて、少数の意見は目をつぶっても会社的にはいいのかもしれません。
しかしそれでは当社の経営理念、「そばを通してかかわる『全ての』人を笑顔にする」に反します。
田毎はこれからも健康メニューを開発していきます!
実は私も同志社の卒業生なのです。
しかし、私の在学当時とはずいぶん変わってて、軽く迷子になってしまいました(笑)
講義の様子です。
かなり緊張しましたが、お出汁の試飲などもしていただき、学生とのディスカッションではかなり打ち解けて意見交換できたかな?と思います。
この学生主導のプロジェクト科目、今後はどのような流れに進んでいくのかわかりませんが、ぜひ学生さんと共同でヘルシーメニューの開発・制作に進んでいけたらと思います。