「京は遠ても十八里」
その昔、若狭でとれた新鮮な海産物を一昼夜かけて京に運んだことから名づけられたという「鯖街道」
この鯖街道を駆け抜けるマラソン大会があるのをご存知でしょうか。
十八里=約78㎞。しかも途中には800m級の峠越えが三度!
私は2年前に一度チャレンジしましたが、見事に途中鞍馬で関門リタイアとなってしまいました。
今回はリベンジなのです。念のために言っておきますが、鯖を担いで走るわけではありません(笑)
スタートは小浜市内。風は強かったですが暑くなく寒くなく、この時期としては最高のコンディションの中、はるか出町柳をめざして7時にスタート。
ほどなくこんな山道へ。一つ目の峠「根来坂」の始まりです。
視界が開けると絶景が待ってますが、もちろんゆっくり楽しむ余裕はありません。
美しい針畑川沿いの集落を抜けて京都府の久多へ。
久多から再びトレイル(山道)に入って二つ目の峠「オグロ坂」
西日本では数少ない高層湿原の「八丁平」
夏しか住民が住まないという尾越の集落。
秘境のようなところを歩いたり走ったり。。。。
お気づきかもしれませんが、このあたりは前に進むことだけで精一杯で、写真が一切ありません(笑)
最後の峠、「杉峠」を登りきると、あとはロードの激坂を下るだけ。
鞍馬、市原とこえて鴨川の河川敷へ。
たくさんのスタッフさんや先にゴールした方たちの声援を受けながらゴールしました!
10時間9分、制限の50分前になんとか完走しました。
お土産の焼きサバがめっちゃ嬉しい!(笑)
この大会、今年で24回目。
スタッフさんやボランティアさんはもちろんですが、地域の方々、ランナーさん同士のふれあいがとっても温かく、大好きな大会になりました。
また来年もエントリーすると思います。